TPRによる文法項目別指導例
TPRによる文法指導は、具体的に目で見ることができ、意味のあることを実際に行うので、外国語が使われている場面や状況が明確で、各文法項目の概念を理解しやすいと言えます。ほとんどの文法事項を指導することが可能ですが、ここでは、現在進行形や現在完了、助動詞canなど8つの文法項目を取り上げています。また、一連の動作による指導例とミニ・ドラマ化した指導例も紹介しています。
■TPRによる文法項目別指導例(指導文法事項のバリエーション)
◎TPRによる文法指導の意義
◎指導文法項目:現在進行形(平叙文のみ)
◎指導文法項目:現在進行形(平叙文+疑問詞what)
◎指導文法項目:助動詞can
・床は自分たちで触れることができる状況設定
・天井には手が届かない状況設定
・拍手の回数
・早口で英語を言う回数
◎指導文法項目:過去進行形
◎指導文法項目:現在完了
◎指導文法項目:過去分詞形容詞用法
◎指導文法項目:接触説
・A:3枚の絵をホワイトボードに貼った順番
・B:4つの国の言葉を言う順番
・C:5枚の絵を使ったクイズ
◎指導文法項目:付帯状況のwith
■一連の動作による指導例
■ミニ・ドラマ化した指導例
■終わりに
◎TPRによる指導を経験した生徒役の大学生の感想
◎TPRと私(黒川愛子先生へのインタビュー)
・TPRとの出会い
・当時の勤務校でのTPRの実践とその効果
・次の勤務校でのTPRの実践で分かったこと
・小中学校の先生方への「TPRのすすめ」
・今後のTPRとの関わり
(98分)
2018.3