■監修・解説:鋪野 紀好 [ シキノ キヨシ ] (千葉大学大学院医学研究院診断推論学/千葉大学医学部附属病院 総合診療科 兼 総合医療教育研修センター 特任助教)
風邪によく似た危険な疾患を見抜くためのポイントを徹底解説!
弊社主催セミナーや養護教諭向け雑誌の連載でも大好評の鋪野紀好先生によるフィジカルアセスメントDVDが遂に登場!今回のテーマは「風邪と危険な疾患の見極め」です。保健室で最も多く遭遇する機会の多い「風邪」ですが、実際に診てみると
風邪によく似た症状の危険な病気の可能性も少なくありません。たとえ100人中の1人であっても、そのレッドフラッグサインを見極められるかが、保健室でのフィジカルアセスメントの重要なポイントです。また、普段から生徒一人ひとりを丁寧に診ていくことで、フィジカルアセスメントの精度を上げることができます。
このDVDでは、フィジカルアセスメントの意義を理解し、それぞれの症状について深く学ぶことで、
レッドフラッグサインの見極め方を解説と実演を交えながら学ぶことができます!
※レッドフラッグサイン(赤旗兆候)→危険な病気が潜んでいる可能性がある兆候のこと
収録内容(92分)
■イントロダクション
■フィジカルアセスメントの意義を理解する
■風邪について理解する
≪風邪のレッドフラッグサインを理解する【咽頭痛】≫
■Case溶連菌性咽頭炎
*咽頭・口腔内の観察/頸部リンパ節の触診/結膜充血の確認
■Case急性喉頭蓋炎
*三脚位/低酸素血症/呼吸数
■Case扁桃周囲腫瘍
*開口障害/甲状腺の触診
■咽頭痛のフィジカルアセスメント
≪風邪のレッドフラッグサインを理解する【咳嗽】≫
■Case気管支喘息
*聴診器の使い方/呼吸音の観察/努力性の呼吸/打診の方法
■Case気胸
*打診・聴診/低酸素血症
■咳嗽のフィジカルアセスメント
≪風邪のレッドフラッグサインを理解する【頭痛】≫
■Case急性副鼻腔炎
*副鼻腔の触診・打診
■Case髄膜炎
*ジョルトサイン・ネックフレクションサイン
■頭痛のフィジカルアセスメント
■エンディング
2019.9