■指導・解説:木原 靖之(福井県立敦賀高等学校 陸上競技部 顧問)
橋本 洋(福井県立敦賀高等学校 陸上競技部 顧問)
■実技協力:福井県立敦賀高等学校 陸上競技部
今作のウォーミングアップの目的は・・・
基礎・基本を確立して
『理想のスプリントフォーム』
をつくること。
映像の中では、敦賀高校のOGで、2016年の国体少年女子100m・400mで準優勝した島田雪菜選手(北海道ハイテクAC)のスプリントフォームをモデルとして理論を展開します。
スタートして10歩、
他の選手と同じピッチながら大きく差をつけたスプリントは必見です。
顧問の木原氏は「高校生までは形を意識してフォームを修正しても、逆に崩れてしまうことが多い」と言います。
そうではなく、ウォーミングアップを行うことで、
自然と動きやフォームが改善されていくことを目指します。
いざ学んだトレーニングを取り入れようと思っても、限られた練習時間で継続して行うのは難しい場合があります。しかし、こちらはあくまでウォーミングアップなので、
日常的な練習の中で容易に実践することができます。
スプリントフォームは跳躍や投擲にもつながる陸上競技の要です。より速く、より遠くへ記録を伸ばすために、このウォーミングアップをお役立てください。
■イントロダクション
■目指すスプリントフォームとは?
■フォーム習得に必要な身体能力
・フォーム習得に必要な身体能力
・ウォーミングアップの組み立て方
■毎日おこなう種目
・体幹筋群の使い方
・足底の使い方
・各関節の可動域確保
■循環器系の種目
■日替わりの種目
・正しい脚の運び方
・地面に対しての力の加え方【バウンディング】
・地面に対しての力の加え方【プライオメトリック】
・最大スピードの中でのバランス感覚
■まとめの種目
2017.11