・養護教諭だけではなく、学校の全ての先生の正しい理解のために!
・色弱の色彩世界を考えることで、環境改善の具体案が見えてきます!
・購入特典「保護者用コンテンツ」は、保護者への正しいご理解とご説明にお役立てください!
日本では色弱の児童生徒が各クラスに1人の割合(1/40)でいます。頻度は高いのですが、色弱は外見ではわからないため、教員だけでなく、本人やその家族さえも気づかないことがあります。色弱の児童生徒は、教材や教具の色分けが区別しにくかったり、作業中に色の名前を間違えたりすることで、学校生活の中で不便を感じていることがあります。色弱は障害でも病気でもなく、色の見え方がその他の人たちと違うだけです。周りの大人が色弱を正しく理解することで、学校環境や家庭環境の中の不便を改善することができます。
★★★購入特典★★★
色覚検査記入シート(PDF)
色覚予備検査の申込書例(PDF)
色覚予備検査結果 保護者通知報告書例(PDF)
【保護者用コンテンツ】色弱の児童理解のための映像(40分)(mp4)
※保護者への正しいご理解とご説明にお役立てできるように抜粋した内容です。
CUD推奨配色セットダウンロード先URL
《講義編》 学校での正しい理解と環境改善のために------------------------------
■イントロダクション
■はじめに
*色弱・色弱者という呼称について/色覚の呼称について/学校における呼称について
■C型・P型・D型色覚の特徴
*色の見える仕組み
■P型・D型色覚の人にはどう見えているの?
*色の見える仕組み(C型、P型強度、D型強度)/見分けにくい色の組合せ/P型とD型の見え方を体感できる色のシミュレータ
■P型・D型は多いの?
*P型・D型色覚の頻度/なぜ女性に少ないの?/保因者は多い/色覚の遺伝について/P型・D型色覚は40人学級に1人いる
■P型・D型色覚は色を見分ける能力が劣るの?
*石原式色覚検査表/赤みの濃淡(C型の人の読む数字)/青みの濃淡(P型・D型の人の読む数字/P型・D型色覚の人の方が見分けるのが得意な色がある/P型・D型色覚の人は劣ってないのになぜ困るの?
■P型・D型色覚の人はどんなことに困るの?
*P型・D型色覚の人の困難/P型・D型色覚の人に見分けにくい色の組み合わせが多く使われている/「色の名前」を使うやりとりはわからない/相談できる相手がいない
■CUDの取り組み〜色覚の多様性に配慮した環境づくりの提案〜
*カラーユニバーサルデザイン3つのポイント/a)できるだけ多くの人に見分けやすい配色を選ぶ/b)色を見分けにくい人にも情報が伝わるようにする/c)色の名前を用いたコミュニケーションを可能にする
■学校においての配慮の仕方・工夫
*異なる感覚を持つ人々が協働する社会の実現/学校における配慮/進路指導について
■家庭においての配慮の仕方・工夫
*「色覚異常の可能性あり」と言われたら/眼科医に「色覚異常」と診断されたら…/子どもが「色のこと」で困っていたら/色弱のことをより理解するために
■学校の環境改善に配慮された製品
*教材:ノート/教科書/電気工作キット/彫刻刀/おりがみ
*商品:チョーク/レーザーポインター/カレンダー/ゴミ箱/シール&タッチペン/イーガ/バリアントール
*書籍
《実技編》 学校での正しい色覚検査のために------------------------------
■色覚検査前の注意点
*検査の目的/検査場所について/検査を行う前に/検査方法について
■保健室での色覚検査
*正常色覚(C型)/色覚異常(P型・D型)/検査結果判定
■よくある質問について
■眼科での色覚検査
*石原式色覚検査表/パネルD-15テスト/アノマロスコープ検査
2018.9 (56分)