選手のパフォーマンスに直結するウォーミングアップと選手の基礎能力をアップさせるフィットネストレーニング。
全てのスポーツの中でも持久力と筋力を必要とするラグビーでは高いレベルのフィットネス能力が必要となります。
楽しみながら心肺能力を上げるウォーミングアップから格段に基礎能力を上げるフィットネストレーニングをご紹介します。
全てのラグビー選手に必要なスキル「パス」と「ハンドリング」。
これらのスキルレベルが高いチームほどゲームを優位に運ぶことが出来ます。
またこれらのスキル練習は絶対に裏切らない技術練習です。
どんな状況でもこれらのスキルが高ければ状況を打開することはもちろんのこと、
ボールポゼッションが上がり攻撃時間が長くなりゲームを有利に運ぶことが出来るのです。
現在のラグビーでは30分で35回~50回のブレイクダウンが行われます。
この攻防一つ一つの勝利の積み重ねが試合の勝敗を決定づけます。
またブレイクダウンの練習では、アタック側とディフェンス側の両方を1つの練習で強化出来るメリットもあります。
コンタクトプレーが連続するラグビーにおいて、タックル技術の向上は勝利を呼び込むことはもちろんのこと、
安全面でもとても重要です。ラグビーリーグが盛んなオーストラリアのラグビーはタックル技術が非常に発達しています。
ドミナントタックルはラグビーリーグ式の激しいタックルで、一発で相手を倒す理想的なタックルとなります。
ラグビーというスポーツを行うにおいて、最も重要な技術となるので避けることは出来ません。
陣取りゲームと言われるラグビーでは、いかに素早くスペースを見つけそのスペースへ攻撃を仕掛けることが重要となります。
これは日々の練習での訓練で向上することが可能です。
海外では多くの色や形などのマーカーを駆使してドリルを組み立てます。
また状況を限定することで難易度を上げることも可能です。
現在のラグビーではディフェンスシステムの発達により、
一次攻撃でディフェンス網を突破することはとても難しいのが現状です。
フェイズを重ねれば重ねるほどアタック側にはミスのリスクが高くなるので、
少ないフェイズでディフェンス網をゲインしたいところです。
意図的にディフェンス網にギャップを作り出し、
そこをゲインすることでビックチャンスを得ることが出来ます。
人数が揃っているセットプレイからのディフェンスは崩されることはあまりありませんが、
アンストラクチャーな状況下でのディフェンスやブレイクダウンのディフェンスが試合のカギを握ります。
素早いディフェンスセットを行い、選手間のコミュニケーションが大事になります。
選手間の連携と激しいタックルで強固なディフェンス網を敷きます。