シュートを決めた後は、走れ
2017.03.08 00:00

WEB限定コラム【QUICK HITTER】 バスケットボール・コーチングのあれこれを配信!
文:マイケル・オースティン Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
あなたは、自分のチームを「速い」、そして「アップテンポ」だと思っているだろうか?では、バスケットに得点した後の、あなたの戦略は何だろうか?
南カリフォルニア大学男子チームアシスタントコーチのクリス・カプコは最近のクリニックで、このトピックに言及した。南カリフォルニア大学のフォワードは、シュート後ボールを取り、アウトオブバウンズする。センターは、コートのミドルへスプリントし、最も深いディフェンダーよりも深い地点へ行こうと試みる。
もしできない場合、ディフェンダーを塞ぐ。ウィングは2人とも、反対側のコーナーへスプリントする。ポイントガードはベースラインを背にし、バスケットのできるだけ近くでボールをキャッチする。ボールをインバウンドしたフォワードは、ポイントガードの反対側へスプリントでコートを上がり、3ポイントラインで止まる。
全員が自分の役割を知ることで、南カリフォルニア大学はディフェンスより優位に立った。そして、得点後のトランジションを再度得点につなげた。そのトランジションで得点を挙げなくても、彼らは素早くオフェンスのポジションに移ることができる。
最近のバスケットボールは、スピードが非常に速い。遅いと言われているチームでも、トランジションはオフェンスの重要なパートである。
―ジャスティン・デューク
~「トランジションドリル」より~