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コートの安全はあなたの責任だろうか?

2019.07.10 00:00

WEB限定コラム

文:マイケル・オースティン
Michael Austin


数年前、15歳のロバート・アマリジャスはスプレーグ高校(オレゴン州セーレム)の体育館で、他の生徒が嘔吐した吐瀉物で滑って転んだ。


現在彼は、「永続的な認知障害」に苦しんでいる。彼はセーレム・カイザー高校を相手に訴訟を起こしている。地元紙The Oregonianの記事によると、ヘッドコーチが、誰のものかわからないが、その吐瀉物を完全に清拭するのを怠った。ボールを追いかけていたアマリジャスはそれにより、滑り、転倒したという。


これは他山の石ではなく、バスケットボールに指導に携わるコーチならば、誰にでも降りかかり得る事態だと認識しておかなければならない。コートの手入れに関する責任を最優先にしよう。試合時、練習時を問わず、コートのコンディションがあなたの基準を満たしているかどうか、常にチェックしよう。そして、コート準備のどこまでが清掃員の仕事で、どこからがあなたの仕事なのか、学校のスタッフと話し合う必要がある。


それはあなたの肩にかかっている。徹底的にコートの安全を確保するべきだ。危険だと思われる状況を見つけたら適切に対処しよう。悲劇を起こすよりは、数分間練習を止めるほうがよい。

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