話し手が陥りやすい落とし穴に気をつけよう
2017.04.12 00:00

WEB限定コラム【QUICK HITTER】 バスケットボール・コーチングのあれこれを配信!
文:マイケル・オースティン Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
以下は、クリニックで話すことになっている場合、クリニックの開催を計画している方々へのアドバイスだ。
- ストーリーテラー(語り部)をやめよう
セッションを、まず「昔話」をすることから始めていないだろうか。自分自身の経験から始まるのもいいと思うが、あなたのゴルフコンペや、自慢話を20分も聞きたい人は誰もいない。参加者の時間を無駄にしてはいけない。彼らは学ぶために参加しているのだから。 - トピックに集中する
「ゾーンを打ち破るプレー」というセッションタイトルなのに、講演者が「私はそのことについてあまりよく知らないので、ポストプレーについて話します」などと言うより悪いことはない。
トピックを変えるつもりなら、参加者が部屋に入って来た時、先に知らせるべきだ。そうすれば彼らは別なセッションに参加することができる。 - ハンドアウト(印刷物)を使おう
ダイヤグラムを使ってドリルを説明するのなら、あらかじめ紙に書いて配布しておこう。そうすれば参加者があたふたしてメモを取ることはない。
自分自身への教育を続けよう。あなたは、全てのことを知っているわけじゃないし、十分に知っているわけでもない。プレーヤーと同様、コーチも常に成長できる。
~バスケットボール・コーチウィークリー 第26号 より~
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