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ナンバー1ルール:戻る

2018.10.10 00:00

WEB限定コラム

文:マイケル・オースティン
Michael Austin

バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長


チャド・ワーナーは15年間バスケットボールのコーチをしている。彼は現在、ヴァルパライゾ大学のバスケットボールオペレーションのディレクターだ。最近彼は、シアトルで開かれたポイントガード・カレッジ/グレイシャーバスケットボールクリニックで講演した。曰く、強いディフェンスを構築するのに最も重要なのは、「戻る」ことだ。


単純に思うが、これを見落としているコーチが沢山いることに驚く。ワーナーは練習のたびにトランジションディフェンス(戻る)に取り組む必要があると言う。

「ディフェンスが得意になりたいのなら、尻の向いている方向を元に戻さなければならない。そしてそれを毎日練習しなければならない」


このためのベストドリルは、ほとんどのチームが使っているものだ、と彼は言う。それは、5オン5で行うキャッチアップドリルだ。プレーヤー5人がベースラインに並び、もう5人がファウルラインに並ぶ。コーチがベースラインのプレーヤーの1人にパスする。そのグループは4人のディフェンダーがリトリートしている間に、コートを上がる。


5人目のディフェンダーはスプリントでベースライン(オフェンスが元いた位置)にタッチしなければならない。それからオフェンスが得点する前に、数を等しくするためにディフェンスに追いつく

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