ゾーンを使うべきか否か
2018.11.14 00:00

WEB限定コラム
文:マイケル・オースティン
Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
中学生以下のバスケットボールでゾーンディフェンスを使うべきか否かの意見が続々と寄せられている。今回の意見は30年のコーチ経験があるベテランコーチからだ(デラウェア在住ステファン・コレラ氏)。
彼は、プレーヤーが高校に入学したらすぐ、ゾーンまたはマンディフェンスを学ばせたいと思っている。
「私のチームではマッチアップゾーンを含むマンディフェンスとゾーンディフェンス両方を採用し、着実な成功を収めている。1-2-2ゾーンディフェンスを使うし、ポジションチェンジも頻繁に行っている。
デッドボール時、またはトランジション中、あるいは何か別なきっかけで、我々はポジションのローテーションを行う。まず、右にパス。そこで2-3ゾーンまたはマンディフェンスにチェンジ。まず左にパス。そこでまた違うゾーンまたはマンディフェンスにチェンジ。あるいはそのトリガーでトラップを行う。トリガーとして、ボールクロッシング・ミッドコートを使うこともある。
「ディフェンスのチェンジは実力の勝る相手との試合でも、我々に勝利をもたらした。我々のディフェンスシステムは相手オフェンスのバランスを崩し、リズムを狂わせたのだ。基本的に、子どもたちには、マンディフェンスやゾーンディフェンスの両方の基礎知識を持って私の高校に入ってきてほしい」
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