背の低い側がジャンプボールに勝つ方法
2016.06.02 12:21

WEB限定コラム 【QUICK HITTER】
文:マイケル・オースティンMichael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
ポートランド・トレイルブレイザーズ対サンアントニオ・スパーズの試合を見ていた時、セカンドクォーターの終わり間際で、私が非常に驚いた瞬間があった。48点で同点、ブレイザーズのウェズリー・マシューズと、スパーズのティアゴ・スプリッターがジャンプボールで同時にボールを取ったのだ。
マシューズはスプリッターよりも15cm背が低いが、ブレイザーズはジャンプボールを確保した。ブレイザーズは、そのポゼッションで得点し、シリーズで初めてリードしたまま、ハーフタイムに突入し、そして勝利をつかんだ。
ジャンプボールでこのような番狂わせが起こることは滅多にない。ではジャンパーが相手よりも体が小さい時はどうすればよいのだろうか?最も強くタフなプレーヤーをジャンパーの後ろと右側に立たせるのだ。
相手チームが高さで有利だとしたら、そのプレーヤーは、ボールを前方、または左側にチップするだろう。多くのプレーヤーが右利きであることを考えると、左側に手を動かすのが自然である。
これを知っておき、あなたのチームのタフなプレーヤーにボックスアウトの機会を持たせ、ボールをキャッチさせよう。
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