文：マイケル・オースティンMichael Austin

バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長

　「ディフェンスが、チャンピオンシップ勝利の鍵を握る」

　「ディフェンスに不可欠なのは、ハードなプレーと勝ちたいという欲求だ」

　どちらも真実を述べているし、どちらも、コーチがプレーヤーのモチベーションを上げるために、よく使われるフレーズだ。

　プレーヤーがコーチのメッセージを無視するのを防ぐためには、彼らが興味のありそうな統計値を見せることだ。例えば今年（2014年時）のロサンゼルス・レイカーズチームは、ほとんどの試合で苦しんでいる。10試合（うち9試合は負けた）のチームのディフェンスの成績を見ると、ディフェンスの成績は114.7だった（これは、100回のポゼッションでチームのスコアが114.7ポイントだったことを意味する。あまり良くない）。　1試合ごとのポイントは、リーグ最下位だった。このチームはオフェンスがあまり得意ではない。つまり、ディフェンスにもっと集中すべきだということだ。彼らの過去の試合の統計では、ディフェンスに集中していなかったことが示されている。この数値をプレーヤーにシェアし、なぜ、コーチがディフェンスに重点を置いているのかを、プレーヤーに説明しよう。

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