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結局フリースローだ

2017.01.25 00:00
QUICKHITTER_16

WEB限定コラム【QUICK HITTER】 バスケットボール・コーチングのあれこれを配信!

文:マイケル・オースティン Michael Austin

バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長


 2015年NCAAトーナメントの試合は、結局すべてフリースローで決着がついた。

 ウィスコンシン大学はアリゾナ大学との対戦で、残り時間1.4秒で、フリースロー4回のうち3回成功させ、とどめを刺した。デューク大学は8回中、8回とも成功させ、ゴンザガ大学に勝利した。ケンタッキー大学は同点の試合で、残り6秒で2回フリースローを決めて、ノートルダム大学を打ち破った。ミシガン州立大学は、延長戦の残り時間11秒で、得点差を4点から6点へと広げ、同点の試合の残り時間5秒で、ルイビル大学を負かした。

 オフェンスとディフェンスの作戦をオフシーズン中に計画するなら、サマーキャンプ、そして、スキルに関してプレーヤーとのディスカッション以外に、フリースローにも重点を置くべきだ。オフシーズン中に十分フリースローの練習をするよう、プレーヤーに指導しよう。

 そしてフリースローに関して、プレーヤーと事あるごとにディスカッションしよう。なぜなら、あなたのチームに、大事なところでフリースローを決められないシューターがいると、ハードワークと努力してきた日々を失うことになるからだ。


●大事な場面でフリースローを決められる力
フリースローシュートを試合の重要な場面で確実に決められるチームは、試合中にも落ち着いてプレーが出来ているチームだとも言う事が出来ます。足の位置、フォロースルー(シュート後の姿勢)などを正しく身に付けよう。

フリースローで勝敗が決まるケースは多い。プレーヤーに準備させ、自信を持たせよう。
―カート・グエルスドーフ (オレゴン州オレゴン市立 女子バスケットボールヘッドコーチ

~バスケットボール・コーチウィークリー 第18号 より~

フリースローシュートを決める力をつけよう

BCW日本語版 第18号

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