審判に敬意を払い、常に話し合いを持とう
2017.07.12 00:00

WEB限定コラム【QUICK HITTER】 バスケットボール・コーチングのあれこれを配信!
文:マイケル・オースティン Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
高校生プレーヤーの、審判を相手にした最近の衝突のいくつかは、全国的な議論につながった。これはアメフトでの出来事だが、バスケットボールにも簡単にあてはめられる。要するに、審判に対する敬意の話だ。
コート内で何が起ころうが、審判に敬意を表さなければならない。プレーヤーは、まずコーチをリーダーとして見ている。だから、コーチは自分の言葉に気をつけなければならない。
10代は、言葉を間違った受け止め方をすることがある。あるいは、感情を爆発させてしまうことがある。アメフトで起こった衝突の1つは、1人のアシスタントコーチの言葉に刺激を受けたものである。
審判に対し敬意を持つことの重要性を、シーズンの初めに説明しよう。そして通年、それを伝え続けよう。そして、審判は間違った判定をするものだと、常にプレーヤーに言い続けよう。実際そうである。審判がプレーヤーに不適切なことを言ったとしても、決して、審判に対して暴力や暴言をしてはならない。
どんな問題でも、必ずコーチのところに相談に来るよう、プレーヤーに指示しよう。起こったトラブルのほとんどはコーチらによって解決されているが、試合会場での事件は未だに起こり続けている。
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