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人柄の良さは、一番のプライオリティだ

2017.08.09 00:00
QUICKHITTER_29

WEB限定コラム【QUICK HITTER】 バスケットボール・コーチングのあれこれを配信!

文:マイケル・オースティン Michael Austin

バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長


 アイダホ州ボイシ州立大学の男子チームヘッドコーチ、リオン・ライスは、彼の5年の指導期間の間、チームをNCAAトーナメントへ2度導いた。彼は最近、彼のチームビルディングの仕方を発表し、「人柄の良い人」を採用することが、彼が行ったことの中で最も重要なことだったと述べた。

 「プレーヤーに持ってもらいたいファクター(例えばスポーツマンシップなど)には全て、人柄の良さというファクターが含まれている」とライスは説明する。

 

 「人柄が良くなければ、練習に対する意欲や素晴らしいチームメートを持つことはできない。それは、誰もが同じバックグラウンドであることを意味するわけではない」

 

 オレゴン・コーチーズ・アスレチック・アソシエーション(OACA)バスケットボールクリニックでスピーチをしたライスは、人柄は才能に勝る、そしてそれは彼が強く信じていることだと言う。

 

 「我々は他の有名カンファレンスほどには、優秀なプレーヤーを獲得できない。我々が掴んだ勝利は、プレーヤーの人柄の良さ、規律の遵守、そして練習に対して一生懸命に取り組むという意欲によるものだ」と彼は言う。

 

 自分のチームを構築するにあたり、人柄の重要性を考えてほしい。出場選手を選考する際は、多少スキルは劣ったとしても、人柄の良いプレーヤーを残すことを考えてほしい。

今、人柄に重点を置くことは、後になってチームの構築を心配する必要がないことを意味する。

 

プレーヤーの生活技能(ライフスキル)、バスケットボールスキル、そして、メンタルタフネスを育成する

違いを生み出すチームマネジメント130

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