ポジティブなボディタッチを記録する
2018.03.14 00:00

WEB限定コラム
文:マイケル・オースティン
Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
ボイス州立大学男子チームコーチ、リオン・ライスは、練習でのボディタッチ数を記録していると言う。それは、ディフェンス時のディフレクションやボールに触れた回数ではない。プレーヤー同士のタップ、ハイタッチ、グータッチ、ハグの回数だ。
「優秀なチームはお互いに触れ合っている。」と、ライスは、10月に開かれたオレゴン・アスレチック・コーチーズ・アソシエーションで話した。
ライスは、マイケル・W・クラウス、キャッシー・ファン、ダッチャー・ケルナーが「ジャーナル・エモーション」誌に発表した研究に言及した。彼らは、お互いに触れ合っているNBAチームは、勝利する可能性が高いことを発見した。
「チームメートと触れ合うのは難しいが、触れ合う度に、ポジティブなエネルギーを与えているのさ」とライスは言う。
ライスは、誰が積極的に触れ合っているか、そして触れ合いが足りないのは誰かがすぐにわかるよう、練習での触れ合いの回数を表にしている。
「触れ合っていないプレーヤーはうまくプレーできていないのがわかるだろう。彼らには、今日1日の練習で15回の触れ合いが必要だな」とライスは補足する。
「我々は、どの対戦相手よりもチームの団結力が強いと自負している」ライスはボイス州立大学のヘッドコーチとして、6年間で5回目となる、シーズンでの20勝を達成しようとしている。
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