得点獲得へのスクリプト
2018.06.13 00:00
WEB限定コラム
文:マイケル・オースティン
Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
地域の新聞で私がアメフトのニュースのライターをやっていた頃、1試合の最初の5~10プレーのスクリプト(台本)を書いているフットボールのコーチの知り合いがいた。それにより、プレーヤーに自信を持って試合に臨ませることができるからだ。
バスケットボールのコーチでそれをしている人を、私はあまり聞いたことがなかった。46Winning Warm-Upsの著書、オレゴン州ウィルソンヴィル高校の女子チームヘッドコーチであるジャスティン・デュークも、つい最近まで特にスクリプトを作ることはしなかった。しかし彼は今シーズン、彼のチームはオフェンスが弱かった。数週間前の5Aプレーオフでトップシードを失った。
だから彼は、試合の最初の2つのプレーのスクリプトを書いた。そうすればプレーヤーは、動きを正確に理解し、得点するためのポジションにすぐに入れる。チームが試合序盤で何点か獲得できれば、プレーヤーは自信が持てるし、さらに積極的なプレーができる。得点に苦しんでいるチームであれば、「創造性を高める」ことが重要だとデュークは言う。
そのために彼は今年、あえて沢山のセットを追加し、スクリプトコンセプトを採用したのだ。
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