サークルバック(向き合って話し合う)ルールを実行しよう
2018.07.25 00:00

WEB限定コラム
文:マイケル・オースティン
Michael Austin
バスケットボール・コーチウィークリー 英語版 編集長
ロジャー・デボアは、ワシントン州で2回チャンピオンとなったコーチだ。リンデン・クリスチャン(カナダとの国境に非常に近い街)で男子バスケットボールのコーチをしている。
デボアは、プレーヤーに戦術を教えるのが好きだが、プレーヤーの長期育成やバスケットボールをプレーすることでもっと好ましい人間に成長させることにも情熱を注いでいる。
数ヶ月前、シアトルで開かれたポイントガード・カレッジ・コーチングクリニックでの彼の講演で、デボアは「サークルバックルール」を自分のプログラムに取り入れていることを述べた。それは単純なものだ。あなた、もしくはアシスタントコーチが練習や試合の間にプレーヤーを怒鳴りつけてしまった場合、その日の練習が終わる前に、そのプレーヤーとしっかり話をすべき、というもの。
あなたはそのプレーヤーが嫌な気分のまま家に帰らせたくはないだろう。「サークルバックすれば、彼らはまだ愛されている、そして、プログラムに重要な人物であることを感じられる」とデボアは言う。簡単なアイデアだ。だがそれは、毎日の多忙な管理や指導に埋もれ、忘れられやすい。
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