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E90-S
スキル・インテグレーション(4技能の統合)
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9,900 円
ポイント:
450
Pt
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■監修・解説:佐藤 一嘉(名古屋外国語大学 外国語学部英語教育科教授/名古屋外国語大学大学院 TESOL『英語教授法』コース主任)
■授業・解説:平野 充(神奈川県立横浜国際高等学校/前 岐阜県立各務原高等学校)
◎日本語訳をせず、英語で授業ができる!
◎教師中心の授業から生徒中心の授業に変わる!
◎3年間の継続的なカリキュラムで結果が出る!
※この授業に関連するPDF形式の資料(シラバス、ハンドアウト等 計22ページ)も収録!
アクション・リサーチとは、問題を把握し、必要な対策を講じてその結果を検証するもので、今日、教師教育・授業改革の方法として注目されています。このシリーズでは、年間を通して、実際にアクション・リサーチに取り組み、授業改善に効果のあった指導法を紹介します。
今回はスキル・インテグレーションの理論を用いた平野先生の実践です。
スキル・インテグレーションとは、外国語習得のために4技能を統合することです。その結果、学習者はインプットとアウトプットの機会を十分与えられ、繰り返し学ぶことにより学習効果が上がることがわかっています。この映像では、授業の進め方とその指導の実際を具体的に紹介しています。また、年間指導計画やアクション・リサーチの結果についても詳しく解説しており、継続したカリキュラムの作成にたいへん役立つ内容となっています。
平成24年度から実施された新学習指導要領(高校は25年度から)には、「4技能を総合的に育成する」ことが明記されました。平野先生の実践は、新学習指導要領のモデルになるものです。なお、平野先生の実践は、2012年の全英連石川大会および2013年のJALT(全国語学教育学会)神戸大会で発表されました。
是非ご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立てていただければと思っております。
■アクション・リサーチについて
■スキル・インテグレーションについて
■スキル・インテグレーションの導入
■スキル・インテグレーションの授業案:概要
Instruction framework: Pre-reading, While-reading, Post-readingの3ステップを通して、4技能を統合的かつ総合的に指導する方法について
■スキル・インテグレーションの授業案:実践例
◎Set a Goal
(各レッスン終了後に行う内容に関連したトピックについてpersonalizeしたoutput activityを行う)
◎Small Talk
(Warm-upとして簡単な質問を挙げ、ペアでconversation strategiesを使用しながら会話をする)
◎Pre-reading
・Preview the story 1 : Skimming
(各パートの最初の文を使用したTrue or False questionを使い、そのレッスンの概要を掴む)
・Preview the story 2(トピックに関連したクイズを出す)
・True or False question(学習するレッスンの1パートの概要がわかるような質問をする)
◎While-reading
・Vocabulary Input(1パートの新出単語・語句を学習する)
・Quick Reading 1 (黙読で速く読み、かかった時間を計る)
・Detailed question(内容を理解したかどうか確かめるための英問英答)
・Reading practice (音読練習。普通の速さで、生徒同士で読む。その後、シャドーイング)
・Quick Reading 2 (黙読で速く読み、かかった時間を計る)
◎Post-reading
・Vocabulary Output
(Vocabulary Inputで学習した単語や語句を、違う意味の英文の中でも使用できるかを確認する)
・Retelling(各パート終了後、既習内容を自分の言葉で伝えあう)
・Timed-Conversation
(全パート終了後行う、ファンエッセイとスピーキングテストの準備のために行う会話)
■平野先生の実際の授業(一部)
■年間計画
・1年英語Iの年間指導計画
・評価方法の説明
・到達度目標の説明(3年間のCan-do list)
■スピーキングテスト
・Rubric の説明
・スピーキングテストの実際
■ファンエッセイ
・Rubric の説明
・生徒の作品
■アクション・リサーチの結果
■まとめ
(Skill Integration に基づいた3年間の継続的カリキュラムを作成するために:対談)
(110分)
2014.03