2巻目では、試合の中で出てくる様々な状況を想定したバックハンドの打ち方を練習します。金子さんの丁寧な指導のもと、状況に応じた返球のポイントを紹介していきます。
■指導・解説:・金 子(MIZUNOアドバイザリースタッフ)
・古賀 俊彦(福知山成美高等学校女子ソフトテニス部 監督
・ワタキューセイモアソフトテニス部 総監督)
■実技協力:倉敷ジュニア
・山陽女子中学校ソフトテニス部
・福知山成美高等学校女子ソフトテニス部
★ 元・世界チャンピオン 金子氏が“韓国式バックハンド”を実演&指導
★ “とりあえず返すバックハンド”から“攻めるバックハンド”へ!
★ シングルスの強化とダブルスの戦術の幅を広げる!
★ 「苦手」を「得意」に変える!安定したストロークを打つための
★ 左手の使い方を伝授!!
バックハンドが苦手な選手の特徴

バックにきたボールは回り込んでフォアで打つようにしている

ラケットの面が安定せず、スライス回転がかかってしまう

フォアハンドみたいに打ち込むことができず、相手前衛に取られてしまう

バックで打つときに身体をどう使えばボールが飛ぶのかがわからない
↓ ↓ ↓
韓国式バックハンドを取り入れると…

利き腕とは反対の手でスイングを支えるので、初心者の選手でもラケットの面が安定する

力強い打球が打てるようになる

テイクバックで肩が入るので、相手にコースが読まれにくい

打点が前になり、タイミングの早い打球が打てるので、相手が的を絞れない
韓国式バックハンドとは?
2014年に開催されたインチョンアジア競技大会で、韓国は独自のテクニックを駆使し、全種別制覇となる7冠を達成しました。韓国が誇る技術の中で、特に注目されているのが、バックハンドストロークです。韓国式バックハンドは、日本で一般的なバックハンドの打ち方とは異なり、利き腕とは反対の手でスイングを支えるのが特徴です。
ソフトテニスで苦手とする人が多い『バックハンドストローク』。
今回は『バックハンド』の強化にテーマを絞り、古賀俊彦氏監修のもと、金子さんに“韓国式バックハンド”の打ち方の実演と指導をしていただきました。
日本では、バックハンドストロークは「とりあえず返す」という指導が主流でした。
しかし、韓国では
バックハンドは攻めるストロークとして指導され、大きな武器になっています。
韓国式の大きな特徴は、スイングの際に「左手で右腕を押す」という動作にあります。
さらに
「相手にコースが読まれにくい」、「打点が前になり、角度をつけることができる」といったメリットがあります。
基本的な打ち方から、状況に応じた打ち方までを紹介しており、あらゆるレベルに対応した内容になっています。ぜひこのDVDを参考に、バックハンドを得意にする選手の育成を目指してください。
■イントロダクション
■センターに攻められた場合(ロブ)
■短く落とされた場合(カット)
■逆クロスから逆クロスに攻撃された場合(逆クロスにドライブ)
■クロスからセンターに攻撃された場合(クロスに短くカット)
■3本打ち
■相手後衛のバックハンドに中ロブ
(55分)
2015.7