☆臨床現場ですぐ役に立つ歩行獲得後の運動療法
☆身近なもので出来る!すぐに使える評価・指導法!
☆走り回って落ち着きがない、運動が苦手、コミュニケーションが取れない・・・ 見落としがちな発達障害児の症状を正しく理解し、機能向上を目指す!
■解説・監修:新田 收(首都大学東京大学院 教授/博士(工学)/理学療法士)
■実技指導・監修:松田 雅弘(植草学園大学 講師/博士(理学療法学)/理学療法士)
古谷 槙子(京都大学大学院 博士課程(人間健康科学)/理学療法士)
発達障害は、器質的な脳機能障害が要因と考えられており、
必ずしもコミュニケーションや学習能力に限定した障害とすることは出来ません。
そのため、運動機能に関しても慎重に評価する必要があります。
この商品では、
発達障害の概論と発達性協調運動障害の具体的な評価・指導法について解説していきます。
「評価」では、バランス機能、協調性、ボディ・イメージについて、評価ポイントを具体的に示し、いくつかの簡単な動作を行って評価します。
「運動指導」では、まず姿勢保持を中心としたエクササイズでバランス機能を向上させ、より高度な機能を獲得するための基礎を構築します。
こうした基礎の上で、協調運動、ボディ・イメージについて直接働きかけ、運動機能、更には学習能力やコミュニケーションを含めた総合的な発達段階の向上を目指します。
発達障害は、近年増加傾向にあるとの報告もあり、
理学療法士や作業療法士、特別支援学校教員の役割も大きくなっています。
また、普通学校に通う子供の6〜7%は学習に困難を感じているといった報告もあり、その対策は急務となっています。
すぐに現場で使える内容となっておりますので、是非、この商品を参考にしていただければと思います。
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新田收教授インタビュー記事 「発達障害について」 はこちら
■発達障害の現状
■発達障害の定義
◎どのように発達障害を捉えるか
◎自閉症
◎アスペルガー症候群
◎広汎性発達障害
◎自閉症スペクトラム
◎学習障害
◎注意欠陥多動性障害
■発達障害と運動機能
◎発達性協調運動障害
◎運動指導の考え方
■評価の方法
◎バランス機能評価
・はじめに
・立位バランス
・片足立ち、片足跳び
・直線歩行
◎協調性の評価
・はじめに
・前腕回内、回外運動
・指対立試験
・キャッチボール
・ボールキック
◎ボディ・イメージの評価
・はじめに
・評価を始める前に
・評価の実際
■運動指導の方法
◎静的バランスに対する指導
・はじめに
・座位バランス
・側方ブリッジ
・四つ這い位バランス
・立位バランス
◎動的バランスに対する指導
・はじめに
・動的立位バランス
・ボールエクササイズ
・ラダートレーニング
◎協調性に対する指導
・はじめに
・キャッチボール
・ボールキック
◎ボディ・イメージに対する指導
・はじめに
・動作を模倣させる
・指示された動作を再現する
・動作カードを使用する
■おわりに
(62分)
2014.04